平 知盛 (たいらの とももり)


平清盛の四男 9月23日生まれ 25歳 B型 
象徴物は赤い芥子。イメージカラーは猩々緋

■作品名■

PS2 遙かなる時空の中で3 (はるかなるときのなかで3),(同)十六夜記,(同)運命の迷宮
イベントボイス(※重要イベント・恋愛イベント・戦闘の掛け声など)

■物語・キャラクター・声■

物語の舞台は時空を超えた異世界。「源平合戦」に似た戦いの中で、主人公(龍神の神子)は大切なひとを守るために剣を取って戦うことを決意します。そして、ある出来事がきっかけとなり、時空を自由に跳躍できる特別な力を得た主人公は、時空を超え、幾度も運命を上書きしながら、皆が幸せになれる未来を模索していきます。

平知盛は平家の将で、源氏に身を置く主人公の強敵として幾度も行く手に立ちはだかります。
知盛は戦いの中で得る高揚感を異常なまで愛し、その中でのみ生きることを望んでいるため、敵である主人公の剣技に惚れ込み、執心する姿はどこか狂気をはらんでいます。
戦の勝敗や平家再興そのものには冷めていて、平時は気だるげで退廃的と称されることもしばしば。けれど実は家族思いであり、誰よりも一門の末路と自分の役割を理解しているようです。

もし、敵将である彼の生きる未来がある運命を主人公が望むなら、シリーズ2作目「十六夜記」で、それを見つけることができるかもしれません。

知盛の声は超低音。地を這うような低く掠れた声で囁かれれば、きっと乙女心をかき乱されてしまうことだと思います。実際、心惑わすような台詞が目立ちますが、隠れた優しさや彼の中にだけあった強い覚悟と、最期に残した台詞の切なさにも酔いしれていただきたいです。

■浜田さんのコメント■

正直、この手の作品の依頼が最大手から自分に来るとは思わず初めはビビりました。
後々の事も少し脳裏をかすめ胃も痛くさせていただきましたが、敵キャラだと聞いて胸をなでおろしました。が、後のことは語りますまい…
遠くから周りのことを全て見ていて、大きな流れには逆らわず受け入れつつも、自分を通す。という感じでしょうか。
喋り口調としてはもっとしっかりしたものを用意していましたが、収録現場で試行錯誤した末にあそこにたどり着きました。
ゲームでの位置としては3の時(※)が一番好きです。

※シリーズ初作のことですね。巷ではよく無印と呼ばれています(まひと)
■セリフ抜粋■

「…お前と俺は同類だな」
「その目とこの可愛い唇で、俺を楽しませてくれると期待してるんだぜ…?」
「俺は、生きたさ。お前が生かした。十分にな」
「あぁ…いい天気だ。…こんな日に死ぬのも…悪くない……」